もうすぐ冬支度
12月4日。『 NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海 』の
水性生物調査が粟津の田んぼがある場所の
水路・溜枡を中心に行われた。
ドジョウ・メダカ・タニシ・モクズガニ
カワニナ・ドブガイ・スジエビ・ウキゴリ
ヤゴが5種類...など。
調査のために捕獲された生物たちは
おらっちゃの里山里海の事務所もある
金沢大学能登学舎へ。
電子顕微鏡でどんな種類の誰なのか。
調べるのは珠洲市自然共生室研究員の『 Uさん 』。
調査が終わったら、また水路へ。
冷たい水の中で
こんなにも生物が生息していること。
土の中で越冬する生物がいること。
自然の厳しさの中で生きていく生命力。
私は、とても外で越冬なんてできない。
『 生物の種類が違うじゃないか 』
と、言われそうだけど。
じっと、静かに春が来るのを待つ。
そんなかけがえのない命を
人間の力で奪ってはいけない。
粟津のみんなが守っている小さな命。
これから厳しい冬がやってくる。
雪に覆われる里山は
とても静かで
生きものの気配は感じない。
でも、雪の下で彼らは
静かに春を待っている。
また、春に会おうね。
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