つないでいくこと

8月13日と14日の粟津海岸は、長竹灯籠の灯りがともされ

15日は竹灯籠の回収が行われた。


『 お盆に帰ってきた死者の魂を現世からあの世へ

 ふたたびあの世へと送り出すための行事 』


日本各地でお盆に様々な行事として 迎え火・送り火が行われている。

深く調べると、「死者の魂の道しるべ」となるが

幻想的な景色を見て、美しいと感動する、今、生きている人々の

楽しみの一つにもなっている。


大人から子供へ、美しい景色を見ながら

どうして、灯籠の炎を灯すのかが、伝えられて

日々の生活の中で、自然に日本の文化が継承されていく。


最近の若い子たちは、そんなことも知らないのかと

耳にすることが多いけれど

生活の中で、知る機会が失われていることも事実。


子供の頃に、大人に教えてもらったことを

私は、子供に伝えているだろうか。



おじいちゃん、おばあちゃんから、孫へ。

地域の大人から、子供たちへ。

可愛い瞳の中に 揺れる 美しい灯りを見ながら

今年も、 素敵な『 文化の継承』が行われた。

粟津発奥能登GIAHS的ライフスタイルジャーナル

能登半島の さいはて 珠洲市三崎町『粟津』から ジアス (GIAHS-世界農業遺産)的ライフスタイルを発信

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