本当に遊びに来れる場所
『 自然の中で 心地良く 暮らしたい 』
『 土にふれたい 』
『 自然を感じさせる子育てがしたい 』
田舎に遊びに行きたくても
わからない土地に遊びに行く難しさは私も経験していて
山や田んぼには勝手に入る事はできないし
かといって個人的に農家さんに連絡することは簡単ではなく断念することが多かった。
粟津村おこし推進協議会では希望者に体験プログラムを実施していて
いつ、どのようなことがしたいのかメールやメッセージから
気軽に相談することができます。
こちらは、8月19日に
「 能登 里山里海マイスター 」育成プログラムの 能登GIAHS調査実習で行われた
粟津の竹林整備体験「Bamboo challenge 2018 in 粟津」の様子。
里山里海マイスターとは 金沢大学と珠洲市の連携事業で
里山里海を保全・活用しながら能登半島を活性化する社会人向けの教育プログラム。
このブログの名前にもなっているGIAHSは、『 ジアス 』と呼び
世界農業遺産:Globally Important Agricultural Heritage Systems
この、頭文字をそれぞれとって、GIAHS=ジアス。
2002年(平成14年)「国際連合食糧農業機関」
(FAO、本部:イタリア・ローマ)によって開始されたプロジェクトで
2011年(平成23年)6月、石川県能登半島に広がる「能登の里山里海」が
新潟県佐渡市の「トキと共生する佐渡の里山」とともに日本で初めて世界農業遺産に認定。
能登のGIAHS-世界農業遺産とは、能登で行われている農林漁業
そこから生まれた祭礼と伝統技術・文化
日本の原風景ともいわれる里山里海の美しい景色
そこに住む沢山の生き物たち 能登の暮らしそのものが『 GIAHS-世界農業遺産 』
能登GIAHS実習は、 能登GIAHSをこれからも受け継いでいくために
今の状況・課題を知り、それに対してどんなことが出来るのかを
受講生、地域の方、現場で活動されている方と考えることが目的の実習。
竹と竹林整備・粟津での竹の活用について説明後、粟津の竹林へ。
参加者の方が撮影した竹林整備の必要性を物語る写真。
森の木が竹に囲まれていき、最終的には木が弱くなり竹林になってしまう。
粟津村おこし推進協議会メンバーが伐採した竹をみんなで運び出し作業。
この竹林の奥には神秘的なアテの森が広がっていて特別に連れて行ってもらった。
森の中に少し開けた場所があり
そこは、真夏の太陽の光が遮られ、とても静かで幻想的な空間。
伐採した長い竹を、見事に真っ二つに割り、流しそうめんの準備。
道具の使い方を教えてもらいながら、器、箸も竹で製作。
粟津の採れたての野菜・トマト、ネギ、ミョウガ、手作りのお漬物。
地域の方と一緒に食べる流しそうめんはみんなの笑顔があふれてとても楽しい時間。
流しそうめんに利用した竹を、チッパーで竹チップにしたあと
炭窯に竹を詰める作業の体験で窯の中へ。
体験した方々は、とても楽しかったと言ってくれた。
『 粟津にあそびにいらしね 』
本当に遊びに来ることができる場所。
この素敵な生活の風景をたくさんの方に感じてもらいたい。
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