粟津で1番 特別な日

稲刈りシーズン真っ盛りの9月12日。

粟津の秋祭り。

能登を代表する伝統文化であるキリコ祭り。

土日祝日関係なく行われる地区も多く

祭りの日は、仕事はもちろん

学校がお休みになることもあったそう。

しかし近年の過疎化、高齢化に伴い

お祭りの開催が難しくなっている地区も多い。


そんな中、お祭りの開催を支援したいと活動しているのが

『 能登キャンパス構想推進協議会 』

県内の大学生にキリコの担ぎ手として参加者を募り

穴水町、能都町、輪島市、珠洲市のお祭りに参加している。

珠洲市はここ、粟津地区のお祭り。

今年も、沢山の大学生が来てくれました。

太鼓・笛・鐘の音・ドテラ姿の担ぎ手の声。

紋付き袴・スーツでいつもとは違う

凛とした佇まいの粟津のお父さんたち。


お赤飯・お吸い物・刺身・煮物・茶碗蒸し・天ぷらなど

ヨバレ御膳に大忙しのお母さんたち。

キリコが家の庭に入ると

お酒やお汁などが並べられていて

担ぎ手に振舞われる。


祭りが終わるのは、明け方。

次の日の夜まで続くカスモミ。

カスモミとは、お祭りをした地区のみんなで

お酒を飲みながら話をすること。

1年に1度のお祭り。

来年のお祭りの日まで

楽しみに過ごす日々も

粟津の、能登の人々の活力になっている。

粟津発奥能登GIAHS的ライフスタイルジャーナル

能登半島の さいはて 珠洲市三崎町『粟津』から ジアス (GIAHS-世界農業遺産)的ライフスタイルを発信

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