豊かな食事

自然田の除草作業


田んぼの中を手で押して歩く「たぐるま」という道具を使う。

除草剤など薬品を使わずに 田んぼの中に生えてくる雑草を取る事ができる。 


『 この田んぼ誰の?めちゃくちゃ綺麗 』


市内で田んぼを作っている人でも驚く。


農薬を使わずに、これほど美しい田んぼにするには

たくさんの時間と 労力と、それを続けるための精神力が必要になる。


" 美味しいお米を食べさせたい "


ただその思いで田んぼに向かい作業する。


この田んぼのお米は、外に販売していない。


一度だけ、いただいて食べたことがある。


『 美味しいかどうかは人それぞれやから 』


と、渡してくれたお米は、驚くほど美味しかった。

年頃の娘と、農家さんの話をしながら一緒に食べた。


大切に育てた作り手の顔が見えることで

食事がこんなにも豊かになることに改めて気づかされた。


粟津発奥能登GIAHS的ライフスタイルジャーナル

能登半島の さいはて 珠洲市三崎町『粟津』から ジアス (GIAHS-世界農業遺産)的ライフスタイルを発信

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